南の缶詰

経営オタクの雑記

哲学は何故こうも難しいのか

ハローこんにちは私です。minami5741です


最近どうも暇なものですから色々と本読んでます。
卒論用のCSR関連の本とかドラッカーさんのマネジメントを再読するとかノーゲーム・ノーライフを1話見たあとに一気に5巻まで買ったのを一日ずつ読んだり西田幾多郎さんの善の研究を読んだりとしているのですが

この善の研究ってのがあまりもムズい!
これ本当に同じ日本語で書かれた本なのか
何度か往復しないと分からない文章構造、専門用語、結論は出たのか出てないのか分からないまま次の文章に進むという独特の形に驚かされます。

新しい世界が私を待っていた…

それまで哲学というものを見たこともなかった俺。当然語句とか意味とかそれなりに想像をしたことはありましたが、実際に哲学の本を読んだのはこれが初めてでした。
意味が分からない一言もいやとてつもなく面白いですね……
何故わざわざ借りるのではなく買ってしまったのかこれまで何故一回も見てこなかったのか自分でも分からないくらいです。
単に他人の考えを知るということには非常に興味を持てるので、もっと平易なことばに直せてもらえば理解が深まるやもしれない…
直せてもらわなければ分からないのは甚だお恥ずかしい限りですがウソはいけない。
実際ほっとんど分かっちゃいない

哲学をやるのならまずは論理学だとかも聞きましたが、完全に理解するより先に一回どんなもんかという興味が優ったので先にこっち読んじゃった感じですね。これ哲学科専攻に俺みたいにちょっと国語が得意くらいの文系が進んでたら詰んでるんじゃあないのか。
何やるのかは分からないけども!でもやっぱり読むんでしょこういうの
経営学部に直すと俺が競争の戦略やマネジメントを読むが如く、哲学科の学生は善の研究やら死に至る病とか存在と時間とか純粋理性批判とか実践理性批判とか読むんでしょ!
すっげえわ!!

決めつけは良くない。でもこれらの本を読める学生がいるのならば本気でリスペクトする。もう読めるってだけで尊敬する。できれば内容を噛み砕いて教えて欲しいけども誰か読める人、善の研究読める人助けてください。読み方教えてください……

さてそれにしても何故こうも難しいのか


今日の本題はここです。何故哲学はこうも難しいのか。難しい人が書いてるから難しくなるのか。それとも思考を言語化する際に最も効率的な書き方がこの難しい言葉並びや言葉遣いなのか。何故難しいと感じるのか。そもそも難しいとは何か。


もしかしたらこれの答えを見つけるプロセスが哲学なのか…?いやそうじゃないだろう。少なくとも一冊の本を読むことの周辺の話だからなぁこれは
善の研究に限らずそこら辺の本も何冊かペラペラとめくってみたのですが全部同じに見える。書き方は全てこれで統一されているのか。学会でそう決められているのならば非常に厄介だ。
高校生以下向けの入門書チックな本でさえ語句説明こそされているものの文章展開はほとんど同じだった…
ということはやはりここで論理学とかいう新たな学問が哲学を始める前提として挟まっていることになるのではなかろうか。


↑上記の考えに至るまでに2週間ほど要した

すなわちしっかりと哲学書を読むためには論理学の科目は必修であり、それを履修していないのであればここで哲学を取ることは非常に困難になるということなのかもしれない…


そんなわけで論理学の入門を買ってみた

入門!論理学 (中公新書)

入門!論理学 (中公新書)

俺はここに大きな一歩を踏み出した。
これさえあれば論理学の基礎は完璧。そして果てしない哲学の旅に出てみようではないか

そんな心意気で読んだこの本。最初の方に論理力をテストするとかで実際に練習問題をやってみた結果
正答数 1/3
\(^o^)/
アホが!向いてないのにこんなもんにチャレンジするからだ!
何事にも向き不向きはある。しかもちょっと調べてみたら物理学やら数学やらの基礎になってるとのことで厳密に言うと文系から外れてんじゃねえか!つまり理系の教養?というと語弊がある気がするがガチガチに文系で固められた頭じゃ理解にあまりにも時間かかるんじゃねえか
ってところで今記事書いてるところです。
本当に果てしない旅になります。マジで経営学部生は経営学やってろって感じですが俺はやめないよ!
まずはこの入門論論理学をしっかりと理解してからもう一度善の研究にリベンジしてやる
待ってろ西田幾多郎さん!すぐそっち側に行くぜ!!


善の研究もヒロインが終始独り語りするラノベだと思ったらちょっとは楽しめるかなと妄想するminami5741でしたー

善の研究 (岩波文庫)

善の研究 (岩波文庫)